筆箱がない
筆箱がね、ないんです。
結構お気に入りだった茶色い革のやつ。
Herzのやつ。
1年ぐらいしか使ってない割に、いい味出てたのに。(扱いが雑だから)
最近筆箱見てないな、とは思ってたんです。
筆箱ないな〜どこだろうな〜とは思ってた。
でも、実際ペンを使うシーンがあまり無くて、ボールペン1本カバンに放り込んどけば事足りる事が多かったから、
ベットの隙間に落ちてるだろう、ぐらいの気持ちで本気で探してなかった。
ところが、
ただいま絶賛試験期間中でして、一昨日試験があったんです。
ボールペンでそのまま迷いなく書けるほどの力量があれば、問題ないんでしょうけど、残念ながら私にはそれはない。
日本でもボールペン指定の答案用紙を二重線だらけにしていた私が、
英語の壁がある今、ボールペンで試験に臨めば、二重線をさらに増殖させる結果に終わることは目に見えている。
そこで、本気で筆箱の捜索活動を始めたわけです。
全てのカバンを調べ、引き出しを開け、
泥棒が金目のものを荒らしたぐらいの状態にして探したわけです。
でも出てこない。
きっと落としたんだろうな。
リュックの外ポケットに入れてることあったから、チャックが開いてて落としたんだろうな。
落としたとして、
道端に筆箱落ちてるって結構面白い。
革って自然に還るのかしら。
革は還りそうだけど、中のペン達は化学物質の塊だろうから、還らないだろうな。
それは罪が重い。
筆箱落とした罪は結構重い。
それとも、部屋に小人が住んでて、小人界にでも持ってかれたのかな。
コロボックル的な。
アリエッティ的な。
実際問題クルトガと日本製の消しゴムがないのはつらい。
クルトガの中毒性ってすごくないですか。
一回あれに慣れてしまうと、あれなしでは生きれない体にされる。
クルトガが世に出はじめた頃、最初は抵抗してたんです。
なんか書くときグラグラする〜て普通のシャーペンにしがみついてた。
クラスの流れに逆らってた。
でもいつからか、あの感覚にやみつきになって、今じゃ立派なクルトガ教信者。
だから、要するに、何が言いたいかって、
クルトガが欲しいの!!!
トロント行けば売ってるんだろうか。
でもアルファベットにクルトガって日本語に比べて必要性薄い気がする。
画数が多くて初めて本領発揮するから、クルトガって。
てゆうか、それ以前に、
文字の線を均一の太さにしようとか考えた事なさそう。